【コメディ編】映画好き大学生がオススメする絶対観るべき映画たち

こんにちは!
映画大好き大学生のウディ(Woody)です!
現役大学生の私ウディが、メジャーな作品からコアな作品まで、ジャンルごとにたくさんの映画を紹介していくこの企画。
第5回目の今回は、【コメディ映画】をセレクトしました!
コメディは観客の私たちが楽な気持ちで観ることができる作品が多いので、かなり多くの方がよく馴染むジャンルだと思います。
軽い心構えで観るコメディの映画やドラマは本当に楽しいですよね♪
しかし今回は、そういった軽快なコメディ映画だけでなく、一筋縄ではいかないような変わったコメディ映画も紹介していきます。
上級編の方までいくと完全に“クセが強い”状態の映画が何本か出てきますが、「ちょっとクセが強い映画は気が引けるなぁ」って人は、まずは初級編で紹介されている映画たちをお楽しみください笑
「クセが強い映画も観てみたい!」って人は、映画初心者かどうかに関わらず、ぜひぜひ積極的に上級編の映画も観てほしいです!
とっても良い映画が目白押しです。お楽しみください◎
Ⅰ【初級編】
①『天使にラブソングを』
定番、そして王道のコメディ映画と言えばまずこちら。
日本人大好き、しょっちゅう金曜ロードショーで放送される『天使にラブソングを』。
マフィアから追われる身となってしまったナイトクラブ歌手の黒人女性が、かくまわれた修道院でゴスペルを通じて修道女との友情を育んでいくお話。
劇中で歌われる音楽の楽しさも相まって、大変陽気なコメディ映画となっています。
②『鍵泥棒のメソッド』
これまで何度も共演作が発表されている堺雅人と香川照之の『半沢直樹』コンビが主演。
ひょんなことから人格が入れ替わってしまった2人の男性のおもしろ群像劇を描きます。
序盤から終盤まで矢継ぎ早に新しい展開が用意されていて、ストーリーの時間のかけ方や台詞の間合いなどテンポ感が絶妙です。
これはもう脚本が優秀という他ありません。
ストーリーの軽快さのおかげで、少しテレビ番組的とも言えそうな今風の編集がピタッとハマるのも爽快です。
日本映画はハリウッド大作などと比べると当然規模が小さいので、あまりあまり製作されません。
しかし今作、劇中のスピード感がちょっとハリウッド映画並に速いのが楽しいです。
最近の映画だと、アジア映画でありながらハリウッド映画的な作品スタンスを保っていた『パラサイト 半地下の家族』とかは近いかなぁという感じがします。
Ⅱ【中級編】
③『トゥルーマン・ショー』
生まれた時から自分の人生をリアリティーショーとして世界中に放送されていた男性の、数奇な人生を描いた1本。
私は子どもの時に、よく「自分以外のものが皆ニセモノだったらどうしよう…」とか変な想像をして怖がっていた記憶がありましたが、そのときの記憶をそのまま映画にしたような映画です。
今作を観終わったあとは、少し周りのものを信じられなくなってしまうかも。。。
また、単にコメディとして面白いだけの映画ではなく、情報操作された現代のメディアへの風刺も敷かれているのがとても奥が深いです。
ラストシーンまで風刺に抜かりがないのが痺れます。
④『ルディ・レイ・ムーア』
2020年も大変なハイペースでオリジナル作品を発表する予定のNETFLIX。
そしてネトフリがすごいのは、次々に発表されていくオリジナル作品が軒並み質が高いということ。ほんと高確率で面白い。
2019年に発表された『ルディ・レイ・ムーア』もその例外ではありません。
世界的な超有名コメディアンエディ・マーフィが、70年代に実在した本物のコメディアンを演じる伝記映画。
『シュレック』シリーズのドンキー役でも知られるマーフィのコメディパフォーマンスには、彼の出し惜しみないスター性が爆発しています。
⑤『Shall we ダンス?』
ハリウッドでもリメイクされた、社交ダンスが題材の傑作コメディ。
役所広司と草刈雅代が主演を務めた、四半世紀ほど前の作品です。
描写がいちいちロマンチックにできていて、令和に生きる私たちが見ると少しベタに思われるかもしれませんが、それを打ち破るくらいの情熱に感動してしまいます。
コメディの教科書のような、王道かつ的確な演出が素晴らしいです。
「社交ダンスいいなぁ、ロマンあるなぁ」なんて思いながら観終えたのを覚えています。
私が生まれるより前に公開された作品ですが、公開当時は実際日本中で社交ダンスがブームになったそうです。
⑥『スイス・アーミー・マン』
『ハリー・ポッター』の映画シリーズが幕を閉じてから、もう10年近くが経とうとしています。
シリーズが始まったときはまだ10歳くらいだったハリー、ロン、ハーマイオニーの3人も今や三十路を超え、演じていた役者もシリーズ終了後はそれぞれ別々のキャリアを歩んできました。
この3人の中で最もキャリア転換が華やかに成功したのはやはりエマ・ワトソン(ハーマイオニー役)。今も人気が続いているのは、シンプルに美人な女優さんに成長した点が大きいでしょう。
一方ハリー役のダニエル・ラドクリフとロン役のルパート・グリントは、正直ここに来てかなりおっさんすぎる風貌に(元々ハリーもロンもハンサムな設定の役ではないので仕方ないのですが)。イケメン俳優路線は厳しいと見たのか、ハリポタ後のダニエルは一風変わった役ばかり引き受けるようなカメレオン路線に転向していったのです。
と、ここまで延々とハリポタの話をしてしまいましたが、本題の『スイス・アーミー・マン』はなんとダニエル・ラドクリフが“死体役”で出演しているという衝撃の作品です。
死体役に演技などあるのかと考えるかもしれませんが、今作の死体はとにかく変わっています。何なら喋ります(え)
かなりシュールですが、ハートフルなシーンもあるのでぜひほっこり楽しんで頂けたらなと思います。
Ⅲ【上級編】
⑦『アメリカン・ビューティー』
ブラックコメディ×変態映画という異色な組み合わせの1本。
娘の友達のJKに一目ぼれしてしまった妻子持ち中年男性と、その周囲で巻き起こるキャラクター同士の掛け合いを描いた怪作。
主人公の男を演じたケビン・スペイシーがもう気持ち悪いのなんの。
というか出てくるキャラクターの多くが狂気を滲ませていて、狂った者同士が淡々と狂った行動を起こすのがシュールの極みです。
編集のリズムもそれをより際立てます。
ともすればただの変態映画になりかねない作品ですが、ラストシーンから感じる風刺はやはり一級品と言えます。
爆笑のブラックコメディであり、社会風刺があり、そして強い芸術色を感じる上質な映画です。
⑧『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
レオナルド・ディカプリオのぶっ飛び演技で、3時間という長尺をあっという間に乗り切る圧巻の大傑作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』。
酒・ドラッグ・性・カネにまみれたぶっ飛んだ主人公と、彼が進めていく違法ビジネスの成功と破滅を描いた超18禁映画です。
グロ描写は一切なし、エロ描写も直接的なものは意外と少ないけど、それでも観れば超18禁の意味が分かって頂けるであろうヤバすぎるストーリーは必見。
しかもこれまさかの実話です。
なんと言っても今作がすごいのは、ディカプリオによるネジが外れまくった衝撃の演技。
ドラッグ漬けの主人公なので終始ラリっていて、次々と出てくるエグいエピソードが観客の脳をすごい威力で殴りつけてきます。
観終わったあとクラクラしてしまうかもしれません。
めちゃオススメです。
さいごに
以上、【コメディ映画編】お送りしました!
一口にコメディと言っても、様々なタイプのコメディ映画があることが分かって頂けたのではないでしょうか?
どれもオリジナリティが溢れていてとっても笑える作品になっています、ぜひ楽しくご鑑賞ください♪
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